CNC加工・成形の見積もりを24〜48時間でご提示(明確な価格内訳)
製造見積りとは、CADデータ、材料指定、公差、数量、納期条件に基づいて算出される詳細な価格提案です。事前に明確な見積りを取得することで、製造開始前にコスト・納期・生産リスクを適切に管理できます。
図面をアップロードいただくことで、エンジニアによる確認済みの見積りをご提供します。コスト内訳、明確な納期、製造性(DFM)に関するフィードバックを含み、通常24〜48時間以内に回答いたします。
- STEP / IGES / PDF 対応
- NDA(秘密保持契約)対応
- ISO 9001 & IATF 16949 認証取得
正確なお見積もりに必要な情報とは
情報を漏れなく明確にご提供いただくことで、エンジニアが製造性を迅速に評価でき、後からの価格修正も防げます。より精度の高い見積りのために、以下の内容のご提出をおすすめします。

必須情報と、その重要性
| 必須情報 | 重要な理由 |
|---|---|
|
CADデータ(STEP / IGES) 必須 |
形状定義と加工経路の検討に必要 |
|
図面(PDF) 必須 |
公差と重要寸法(クリティカル寸法)を明確化 |
|
材料・グレード 必須 |
材料費と被削性に直結 |
|
数量 必須 |
段取り費と単価に影響 |
|
表面仕上げ 推奨 |
二次加工(表面処理)費用の算定に必要 |
|
希望納期 推奨 |
生産計画と価格条件に影響 |
|
受渡条件(Incoterms) 推奨 |
物流条件と総コストに影響 |
エンジニアからのヒント
GD&Tを添付し、重要寸法を明確にマーキングすることで、見積り時間を大幅に短縮でき、価格精度の向上にもつながります。
見積もり準備のベストプラクティス
図面の提出自体は簡単ですが、事前準備を整えるだけで、時間短縮・コスト最適化・無駄な往復確認の削減につながります。以下のポイントを押さえることで、スムーズなお見積りプロセスを実現できます。
- 3DモデルはSTEPまたはIGESを主データとしてご用意ください。
- 公差や注記を明確にするため、PDF図面を併せて添付してください。
- 図面上で機能上重要な寸法(重要寸法)を強調・明示してください。
- 材料グレードと、承認可能な代替材があれば併記してください。
- 試作数量と量産数量は分けてご提示ください。
- 特別な検査や提出書類の要件(FAI、CMMレポート、PPAP など)があれば明記してください。
見積りでよくあるミスと回避ポイント
見積りの遅延や価格の見直しは、情報不足や不明確な指示が原因になるケースが多くあります。より迅速で精度の高い見積りのために、以下のよくあるミスは避けてください。
- 現行設計を反映していない、未完成または古い図面をアップロードしてしまう。
- 穴、軸、シール面など重要部位の公差情報が不足している。
- 外観や機能に影響する箇所の表面仕上げ条件を指定していない。
- 数量やロット情報の記載がなく、RFQがお試作・パイロット・量産のどれか不明確になっている。
- 希望納期や締切の共有がなく、日程調整と価格条件の両方に影響してしまう。
見積もり価格はどのように算出されますか
当社の見積りは、透明性の高いコスト構成に基づいています。各見積りは、部品を安定して再現性良く製造するために必要な実際の工数・管理項目を反映しています。
加工費
設備種別、サイクルタイム、工具摩耗、段取りの難易度に基づいて算出します。
- 設備種別 — CNC、5軸、スイス型(走心)など設備により時間単価が異なります。
- サイクルタイム — 形状や公差条件により、1個あたりの加工時間が変わります。
- 工具摩耗 — 難削材や微小工具の使用は工具消費が増えます。
- 段取り難易度 — 多面治具や頻繁な段取り替えは段取り費が増加します。
材料費
素材価格、材料グレード、想定スクラップ率を含みます。
- 素材価格 — 合金種、グレード、在庫サイズにより変動します。
- 材料グレード — 高性能合金は一般に高価で、加工も難しくなる傾向があります。
- スクラップ率 — 深いポケット、薄肉、複雑形状は除去量が増え、廃材も増えます。
二次工程
表面処理、熱処理、コーティングなどの後工程を含みます。
- 表面処理 — アルマイト、めっき、ブラスト、研磨、塗装などは工程追加となります。
- 熱処理・コーティング — 焼入れ、焼戻し、機能性コートは納期延長の要因となり、追加管理も必要です。
品質・ドキュメント
検査工数、測定レポート、認証書類、トレーサビリティ要件など。
- 検査工数 — 初品検査、抜取検査、全数検査により、CMMと作業者の時間が追加されます。
- レポート・証明書 — 測定成績書、材料証明、トレーサビリティ資料はエンジニアリング工数が増えます。
見積もり価格が変動する理由
プロジェクト間の見積り差や、サプライヤー間の価格差が生じるのは一般的です。いくつかの技術的要因が、価格に大きく影響します。
- 材料の被削性と入手性
- 3軸加工か5軸加工かの要件差
- 公差の厳しさと検査レベル
- ロット数と再現性(リピート性)
- 特急対応や短納期指定
お見積りの流れと回答目安
見積りフローを分かりやすく可視化し、RFQ(お見積り依頼)が今どの段階にあるか、いつ価格提示されるかを常に把握できるようにしています。
お見積りの流れ
-
データ送付・NDA確認
3Dモデル、図面、お見積り依頼(RFQ)の条件をご送付ください。必要に応じてNDAの締結・返送を行い、レビュー前にデータを確実に保護します。
-
技術レビュー
製造性、公差、材料、表面処理条件をエンジニアが確認し、コストやリスクに影響する点があれば最適化案をご提案します。
-
コスト算定・社内検証
適切な設備を選定し、サイクルタイムを見積もった上で、材料費・二次工程を加算し、生産・品質部門と連携して価格妥当性を検証します。
-
見積書の提出
標準部品および小〜中ロットの場合、通常
24–48時間以内に詳細な見積りをご提示します。24–48h standard SLA
見積りワークフロー・コスト構成・改訂管理
迅速性・正確性・監査対応レベルのトレーサビリティを担保するため、SPIは役割分担を明確化した見積りフローを採用し、標準化されたコスト算定と見積り版数(バージョン)を管理しています。
役割分担マトリクス(見積りプロセス)
| 工程 | 担当(オーナー) | 主要タスク | SLA |
|---|---|---|---|
| 依頼受付 | 営業担当 | RFQ登録、要件記録、受領連絡 | ≤ 4 hours |
| 技術レビュー | 生産技術エンジニア & 監督者 | 実現性評価、工程設計、リスク抽出 | ≤ 24 hours |
| 材料/外注工程レビュー | 資材管理 | 材料在庫・証明書の確認、外注リードタイム評価 | Parallel |
| 原価算定 | 原価担当 & 営業マネージャー | 直接費・間接費の算出、利益率設定 | ≤ 48 hours |
| 見積書ドラフト作成 | 営業担当 | 見積りテンプレート反映、技術資料添付 | ≤ 4 hours |
| 社内承認 | 営業マネージャー/副総経理 | 価格、条件、納入条件の承認 | ≤ 4 hours |
| 送付・フォロー | 営業 & カスタマーサービス | 見積り送付、受領確認、フォローアップ | ≤ 1 business day |
| 改訂管理 | 営業担当 | 改訂版の発行、CRM記録更新 | Immediate |
コスト内訳と価格算出(例)
| 費目 | 算定根拠 | 単価 | 数量 | 小計 |
|---|---|---|---|---|
| 材料 | BOM × 単価 | ¥50.00 / kg | 2 kg | ¥100.00 |
| 5軸CNC加工 | 設備稼働時間 | US$200 / h | 1 h | US$200.00 |
| スイス型旋盤加工(走心) | 設備稼働時間 | US$150 / h | 0.5 h | US$75.00 |
| 射出成形 | 金型 + 単価 | US$500 + US$5 / pc | 100 pcs | US$1,000.00 |
| 外注熱処理 | バッチ費 | US$80 / batch | 1 batch | US$80.00 |
| 検査・品質保証 | 個別(1個あたり) | US$2 / pc | 100 pcs | US$200.00 |
| 管理間接費 | 直接費の10% | — | — | 10% applied |
| 目標利益率 | ≥ 20% | — | — | Applied |
注:記載数値はあくまで例示です。実際の見積りは、検証済みコストと確定した単一通貨に基づいて算出します。
見積りバージョンとステータス管理
| バージョン | 日付 | ステータス | お客様フィードバック | 次のアクション |
|---|---|---|---|---|
| V1.0 | 2025-05-20 | 送付済み | — | 1日以内に受領確認 |
| V1.1 | 2025-05-22 | 改訂 | 10%値引きのご要望 | 原価再計算 & 再承認 |
| V1.2 | 2025-05-24 | 保留 | 短納期のご要望 | 生産調整 & 納期更新 |
| V1.3 | 2025-05-26 | 有効・PO待ち | PO準備中 | PO確定のフォロー |
FAQ – 見積り・RFQ
NC加工(切削加工)、射出成形、ラピッド製造プロジェクトにおける、当社の見積りプロセスに関してよくいただくご質問にお答えします。
最短で見積りを出すには、どのファイル形式が良いですか?
+
最も早く、かつ精度が高い組み合わせは
3DのSTEPまたはIGES + PDF図面です。3Dデータで形状と加工方針を把握し、PDF図面で公差、表面処理、価格に影響する注記を確認できます。
なぜ公差が価格に大きく影響するのですか?
+
公差が厳しくなるほど、切削条件の抑制、再クランプ回数の増加、追加検査が必要になります。また不良(スクラップ)リスクも上がります。穴、軸、シール面などでは、±0.01 mm から標準はめあい程度に緩和するだけで、加工時間とコストを大きく削減できる場合があります。
提出可能な書類・コンプライアンス対応は?
+
材料証明書・熱処理証明書、RoHS/REACH宣言、CMM測定レポートに加え、必要に応じてPPAP、FAI/AS9102などお客様指定のドキュメントに対応可能です。輸出金型は標準の
輸出金型
ドキュメントに準拠して提供します。
見積りの有効期限はどれくらいですか?
+
特記がない場合、見積りの有効期限は通常 30日です。材料市況の変動が大きい場合や特殊合金を含む場合は、より短い有効期限を設定する、または最新の材料相場に基づき見積りを更新することがあります。
コスト最適化の提案も依頼できますか?
+
もちろん可能です。エンジニアが設計をレビューし、重要でない箇所の公差緩和、肉厚の見直し、一般材への置き換え、あるいは数量に応じて
5軸CNC加工
、
走心加工(スイス型旋盤)
と
射出成形
の切り替え提案など、複数の代替案をご提示できます。
指定材料やAVL(承認ベンダー)に対応できますか?
+
はい、対応可能です。RFQに必要な材料グレード、規格、承認ベンダーをご明記ください。樹脂金型および
射出成形
では、AVLに基づき樹脂ブランド、色番、シボ規格などのご指定に従って進められます。
まだご不明点がありますか?RFQメールにご質問を追記いただければ、見積りまたは簡易DFM(製造性)レポートで個別に回答いたします。
正確なお見積りをすぐに取得しませんか?
CADデータをアップロードすると、エンジニアがレビューした明確な見積り(内訳・納期・製造性フィードバック付き)を通常
24–48 hours以内にご提示します。
- NDA保護
- 発注義務なし
- エンジニアサポート込み
まだアップロードの準備ができていませんか?
見積りの進め方についてエンジニアに相談する
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厳しい公差対応の切削加工、検査結果の文書化、迅速な技術サポートを組み合わせ、RFQから安定した量産立ち上げまでをスムーズに。トレーサビリティと監査対応の品質記録も整備しています。
図面と要求事項をご共有ください — RFQを確定する前に、実務的な公差提案、表面処理(仕上げ)、検査計画までエンジニアがご提案します。
お問い合わせフォームからSTEP/IGESをアップロードし、公差・表面仕上げ・検査要件のメモもご入力ください。
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