会社沿革

Super-Ingenuityが監査対応可能な精密加工メーカーへと進化するまで

Super-Ingenuityは2018年中国・東莞にて設立され、海外顧客向けに
信頼性と監査対応力を重視したCNC精密加工を提供する製造企業としてスタートしました。

創業当初は基礎的なNC加工・切削加工に注力していましたが、その後、
継続的な成長と進化を遂げ、自動車分野を中心に、産業機器メーカーや
一部の航空宇宙関連用途まで対応する品質重視のサプライヤーへと発展しました。
現在では、5軸CNC加工、走心機(スイス型自動旋盤)、治工具、射出成形までを統合しています。

こうした製造能力の高度化は、ISO 9001およびIATF 16949志向の
品質マネジメントシステムへの継続投資、CMMによる検査体制、
そしてエンジニアやOEM向けの工程可視化を軸に進めてきました。
以下のタイムラインでは、当社の沿革、主要マイルストーン、
そして信頼性を段階的に築いてきた歩みをご紹介します。

Super-Ingenuityにおける検査起点の製造体制と現場能力(設備・検査・工程管理)の一端
約束ではなく、根拠で示す。
長年の「検査優先」と工程管理の積み重ねが、現在の実力を支えています。

実績の根拠

継続的な改善が生んだ、安定したパフォーマンス

ここに示す指標は、単発案件の結果ではありません。海外OEMやエンジニアリングチーム向けに
「検査起点のものづくり」を積み上げてきた運用成熟度の成果です。

これらの数値は一夜にして得られたものではなく、段階的な
工程最適化、長期的な品質改善、そして規律あるサプライヤー管理により実現しました。
Super-Ingenuityが初期のCNC加工工場から、安定した監査対応可能な精密製造パートナーへと進化する中で、
再現性を高め続けてきた結果です。以下は、現在のパフォーマンスの一貫性の位置づけです。

98%
過去12か月の納期遵守率

計画精度の向上と物流のチューニングを継続し、試作からブリッジ生産、量産ロットまで、
立上げとリピート発注を安定して支えています。

Cpk
CTQ Cpk ≥ 1.67(可能な場合)

重要特性(CTQ)に対して、CMMに基づく管理計画とSPCを運用。
図面要求が明確で、治具構想が定義された案件における、長期的な品質改善の積み上げを反映しています。

NDA
NDA・トレーサビリティ対応

図面アクセス管理、ロット記録、輸出関連書類を複数プログラムで磨き込み、
OEMおよびTier-1サプライの社内外監査要求に適合できる体制を整えています。

これらの実績が、当社の主要製造サービスとどのように結びつくかをご覧ください:

5軸CNC加工
走心機加工(スイス型自動旋盤)

年を重ねて整備してきたSuper-Ingenuityの現場環境と検査体制

マイルストーン

会社沿革と製造能力の強化プロセス

本タイムラインでは、会社の歩みとともに、製造能力、検査体制、そして購買担当が重視する信頼性が
どのように進化してきたかを整理しています。

  • 各年のマイルストーンを、購買メリットと監査で確認できるエビデンスに結び付けています。
  • 立上げ期の課題から高度な5軸加工まで、設備・体制の強化は創業時の方針に沿って進めてきました。
  • 品質管理、計測、文書化は、自動車分野および高精度要求とともに段階的に高度化しています。

本表は、当社の会社沿革を簡潔に把握するための一覧です。設立当初の製造現場の課題や
サプライヤー信頼性の問題への対応から、ISOベースの品質マネジメントを経て、現在の
「検査起点」かつ5軸対応の体制へと至る流れをまとめています。列はYear
MilestoneBuyer Benefit、そして選定・監査時に要求または確認できる
Evidenceを示します。

マイルストーン 購買メリット エビデンス
2018

中国・東莞で設立

Super-Ingenuityは、海外の購買担当が直面する品質ばらつき、工程の見えにくさ、
そしてサプライヤー信頼性の課題に応えるべく、精密加工企業として設立されました。

創業当初から、短期的な生産量や単発案件ではなく、体系化されたプロセス、
検査優先の考え方、そして長期的な製造性(DFM)を重視する方針を掲げています。

初期顧客は、オプションではなく品質計画と文書化を成果物として扱う加工パートナーを得られ、
難易度が高く少量の精密部品を中心に対応を開始しました。
設立時の対応範囲および初期プロジェクト記録(社内)
初期の狭公差CNC加工事例(要マスキング)
2019

ISO 9001 品質マネジメントシステム

ISO 9001認証の取得により、プロセスの標準化、手順の文書化、内部監査を通じて
品質マネジメントシステムを正式に整備しました。

これにより、現場の経験則を「再現可能な仕組み」に落とし込み、日々の製造判断と品質判断を
一貫した枠組みで運用できるようになりました。

購買側は、より明確なトレーサビリティと文書化された運用、工程の一貫性向上、そして
サプライヤー監査や継続的な品質改善を支える品質システムの恩恵を得られます。
単発ロットの成功に留まりません。
ISO 9001証明書および監査履歴
手順書・変更管理サンプル(要マスキング)
2020

自動車案件への参入とIATF志向の運用

自動車分野への対応は、より高い品質要求、強固なリスク管理、そして重要機能・安全部品における
ほぼゼロ不良の考え方を前提とします。

継続プログラムを支えるため、PPAP相当の文書化、未然防止ツール、サプライチェーン規律など、
自動車規格の考え方を取り入れました。

自動車レベルのリスク管理と不良予防により工程の堅牢性が向上し、試作ロットだけでなく、
長期供給に対する信頼性が高まりました。
PPAP相当の管理計画/FMEAテンプレート(要マスキング)
自動車関連部品のトレーサビリティ一式サンプル
2021

MES導入と生産可視化

MESの導入により、DFMから加工・検査までの透明性が向上し、仕掛状況(WIP)、
優先順位、例外事項をより明確に把握できるようになりました。

単なる進捗管理ではなく、リアルタイムな生産可視化を実現する運用へと転換しました。

計画データの精度向上と工程の見える化により、納期の安定化と、スケジュール変更時の迅速で的確な
情報共有が可能になり、盲点が減りました。
MESダッシュボードの画面例と運用フロー概要(要マスキング)
2022

CMM・計測体制の強化

CMMおよび計測能力の拡充により、測定精度と寸法管理を強化し、厳しいGD&T要求や
複数データムを伴う形状にも対応しやすくなりました。

「測定機を保有する」段階から、検査結果をプロセス調整とリスク低減に活かす
データドリブンな品質へと移行しました。

複雑形状の客観的な検証が可能となり、承認判断、SPC/Cpk分析、長期的な寸法安定性の検討において
より確かな根拠を提供できます。
計測機器リストおよび校正スケジュール
狭公差部品のCMM測定レポート例(要マスキング)
2023

海外連携の強化と文書化の高度化

海外の設計・製造チームとの協業が増えるにつれ、時差を前提としたコミュニケーション、
お見積り依頼(RFQ)への回答構成、出荷書類を強化し、解釈のズレを抑えました。

DFMコメントからロット単位の梱包写真まで、明確で再現性のある情報の流れを重視し、
国際案件での運用知見を蓄積しました。

仕様誤解による手戻りが減り、設計・購買・品質の引き継ぎがより予測可能になり、
両者のチーム連携がスムーズになります。
RFQ/DFM回答フォーマット標準(要マスキング)
出荷・書類一式のサンプル
2024–2025

5軸加工と高精度対応の強化

5軸CNC加工への投資と治具の標準化は、単純な角物部品に留まらず、
複雑形状・高精度用途へ本格的に対応する戦略的な取り組みです。

こうした長期的な能力構築により、自動車、航空宇宙、精密機器分野の要求に対して、
複雑部品、より狭い公差、そしてスケーラビリティを支えています。

高度な多面加工や狭公差案件を一社集約しやすくなり、能力が短期的に急造されたものではなく、
段階的に磨き上げられてきた点により、購買側の安心感が高まります。
5軸設備リストと治具標準(社内概要)
複雑部品の事例(要マスキング)

これらのマイルストーンで頻繁に参照される関連サービス(試作から量産、治工具まで):

5軸CNC
走心機
射出成形
ラピッドツーリング
輸出向け金型
3Dプリント
砂型鋳造
レーザー切断
真空注型
樹脂モデル用金型

成長の歩み

私たちの成長ストーリー

  • 2018 – 高難度・少量案件からのスタート

    地元の金型メーカー向けに、難易度の高い少量の切削加工から開始しました。
    変形、バリ、真位置など、複雑部品で課題になりやすい要素を現場で学び、制御方法を蓄積。
    購買側にとっては、「リスクのある部品」でも引き受け、再現性ある加工へ落とし込むパートナーになることを意味しました。

    2018

  • 2019

    2019 – ISO 9001認証と文書化された運用フロー

    文書管理と変更管理を整備し、ISO 9001認証を取得。工程を「仕組み」として運用できる状態へ移行しました。
    購買側は、監査に対応できるワークフロー、より明確なトレーサビリティ、そして「現場の暗黙ルール」による想定外を減らせます。

  • 2020 – 自動車案件とIATF志向のプロセス

    自動車プログラムを支えるため、IATF志向の考え方を採用し、CTQに対するPPAP、FMEA、管理計画を整備しました。
    購買側にとっては、ばらつきの予測性が高まり、試作からリピート生産への引き継ぎがよりスムーズになります。

    2020

  • 2021

    2021 – 現場MESによる見える化

    現場MESを導入し、仕掛(WIP)、優先順位、例外事項をリアルタイムに把握できるようにしました。
    購買側は、納期コミットの信頼性向上、緊急案件のエスカレーション迅速化、直前のスケジュール変更の減少を実感できます。

  • 2022 – 計測体制の拡充とCMMラボ

    専用CMMラボを整備し、GD&Tの重要形状に対応する計測能力を拡充しました。
    これにより、真位置、輪郭度、振れなどの厳しい要求に対して、単なる「合否」ではなく客観的な検査データを提示できます。

    2022

  • 2024–2025

    2024–2025 – 5軸増強とスマート治具

    5軸の生産能力を拡張し、多面加工向けにモジュール治具を標準化しました。
    購買側は、段取り回数の削減、複雑曲面の位置精度向上、そしてリピート案件でのサイクルタイム短縮というメリットを得られます。

現在の意思決定ルール

現在、設備・計測・ソフトウェアへの新規投資は、常に一つの問いで判断しています:
それは、お客様の部品をより安定させ、監査に耐え、納期どおりに届けられるようにするか。

次の案件で、この歩みがどう役立つか確認しませんか?

図面または3Dデータをご送付ください。製造性、リスク、コストをレビューしたうえで、
お客様の納期計画に合わせ、試作から安定量産までの進め方をご提案します。

お見積り依頼

工場現場一覧


















仕様・実績エビデンス

5軸加工・スイス旋盤・品質エビデンスを一目で確認

5軸加工とスイス式旋盤加工で対応できる範囲を、エンジニア目線で簡潔に整理。
取扱材料の範囲と、CMM測定および各種ドキュメントで公差・仕上げをどう検証するかもまとめています。

5軸加工

基準面が多い多面加工部品を、ワンチャック/ワンセットアップで位置合わせし、形状精度を担保します。

5-axis cnc

項目 仕様/運用 購買メリット
加工エリア 750 × 750 × 500 mmまで;3+2および同時5軸対応 ワンセットアップで基準を揃えやすい
適用例 薄肉、インペラ/ロータ、光学/アンテナマウント、シール面 幾何公差と面品質を両立
工程管理 工程内プロービング、基準の検証、真空/ソフトジョー/治具プレート運用 公差が安定し、歪みを低減
一般的な実力値 一般 ±0.01 mm;形状・治具条件によりCMMで ±0.002 mm
(図面要求と治具条件が満たせる場合);Ra 1.6–0.8 μm
期待値が明確で、測定で裏付け可能
CAM/資料 干渉チェック済みツールパス;段取りシート、工具リスト、切込み条件 再現性の高い加工と段取り替え短縮
関連/CTA 5軸CNC加工
· エンジニアに相談 · 即時見積
見積/DFMへすぐ移行

形状や基準の取り方を事前に相談したい場合は、モデルをご共有ください。治具方針と
達成可能な公差を、発注前に確認します。

スイス式旋盤加工

小径・高L/D部品で、剛性・面粗さ・ゲージ判定が重要な案件に最適です。

swiss-type

項目 仕様/運用 購買メリット
対応バー径 Ø32 mmまで;高L/Dはガイドブッシュ、短尺はノンブッシュ運用 寸法が安定し、面粗さも有利
軸/ツーリング 主軸+背面主軸、回転工具、C/Yで横穴、フラット/六角、微細ミーリング 工程集約でリードタイム短縮
精度レンジ 外径 IT6–IT7;旋削 ±0.01 mm を常用 量産での能力が読みやすい
要部精度 同軸度/円筒度は 0.005 mm typical;定義された要部はCMM検証で ±0.002 mm 嵌合・軸受け部がゲージで確実に入る
表面粗さ ワイパー刃で Ra 0.8–0.4 μm;指定時は後工程研磨でさらに向上 組立前加工が最小化
微細加工 横穴 Ø0.30–0.50 mm(材質依存)、微細タップ M1.6+ 二次加工なしで微細要素を実現
ねじ/検査 Metric/UNC/UNF, BSPP/BSPT, NPT/NPTF;通り止まり/リング/プラグゲージの記録 ゲージ判定で客観的に受入れ可能
関連/CTA スイス式旋盤加工
· エンジニアに相談 · 即時見積
関心をRFQへつなげる

1–32 mm帯で、嵌合部や軸受け部の精度が厳しい場合は、サンプルのCMMデータや
ゲージ記録もご要望に応じて提示可能です。

材料 & 在庫レンジ

5軸加工およびスイス式プログラムで、日常的に扱う材料系統と在庫レンジの目安です。

materials

材質区分 代表グレード 在庫レンジ/補足
アルミ 6061-T6, 6082, 7075-T6, 5083 板/丸棒/押出材;薄肉・放熱系部品に対応
ステンレス 303/304/316L, 17-4PH (H900/H1025), 420/440C 耐食・高強度が要求される部品向け
炭素鋼/工具鋼 1045/4140/4340, D2/O1/H13, S7 図面指定に合わせて熱処理;熱処理後寸法も管理
銅合金 C110 (Cu-ETP), C145, C360 brass, phosphor bronze 導電・放熱部;微細旋削にも対応
エンジニアリングプラスチック PEEK, PEI (Ultem), PPSU, PTFE, PA, POM, PC/ABS, PMMA 加工代・治具条件を事前レビュー
丸棒 & 板厚目安 スイス式は丸棒 Ø32 mmまで;チャック/複合機はさらに大径対応 5軸は板厚 ≥ 50 mmが一般的(さらに厚物は要相談)

この範囲外や特殊合金でも対応可否をご相談ください。材質とサイズレンジをいただければ、
実現性と納期を確認します。

公差・仕上げ & エビデンス

加工能力を、CMM測定・GD&T管理・ドキュメントで「検証可能な結果」に落とし込む方法です。

evidence

項目 標準 要部(検証) エビデンス/資料
加工公差 ±0.01 mm(角物・旋削形状) 適切な治具と工程設計により、基準指定された要部で ±0.002 mm CMM測定報告書(バルーン図面)
表面粗さ フライス Ra 1.6–0.8 μm;旋削 Ra 0.8–0.4 μm 指定に応じて研削/研磨でさらに向上 表面処理証明/方法メモ
GD&T管理 平面度/平行度/直角度など図面要求に準拠 ワンセットアップ戦略&専用治具で安定化 段取りシート+検査計画
提出資料 FAI/CMM、材料・表面処理証明、ロットトレース ご要望によりPPAP Level 3まで対応 出荷同梱またはご要望に応じて提出

承認前にサンプルレポートが必要ですか?匿名化したCMM報告書、FAI例、PPAPテンプレートも共有でき、
品質部門が事前に内容を確認できます。

厳しい公差、検証済みの表面粗さ、検査データの提出が必須の案件は、
図面または3Dモデルをご送付のうえ、5軸加工/スイス式の最適案をエンジニアと直接ご相談ください。


エンジニアに相談 / RFQをアップロード

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厳しい公差、検査データの提出、早期の製造性(DFM)レビューが必要な場合は、
エンジニアへご相談いただくか、RFQをアップロードして開始してください。

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図面と要求事項をご共有ください — RFQを確定する前に、実務的な公差提案、表面処理(仕上げ)、
検査計画までエンジニアがご提案します。


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