スイス型CNC旋盤とは(何が違うのか)
スイス型CNC旋盤は、スイス型自動旋盤、 スライディングヘッド旋盤、スイスターンセンタなどとも呼ばれ、 汎用旋削よりも長尺・細径・高精度の部品加工に特化した設備です。 加工点のすぐ近くで材料を支持するため、バー材がたわんだりビビったりしにくいのが大きな特長です。
スイス旋盤の主な特長
- スライディングヘッド+ガイドブッシュ — バー材をガイドブッシュに通して工具のごく近傍で支持します。 工具から数mm程度の位置で材料が支えられるため、細径部でのたわみを大幅に抑えられます。
- サブスピンドル(バック主軸) — ワークを掴み替えて背面側の加工を行い、同一サイクル内で突っ切りまで完結。 二次段取りを減らし、精度とリードタイムの両方に効きます。
- ミルターン対応のライブツーリング — 横/軸方向のライブツールで穴あけ・ミーリング・溝加工・タップなどが可能。 旋盤内で工程をまとめやすく、マシニングへの移し替えを減らせます。
加工点近傍で常に材料を支持できるため、スイス型CNC旋盤は微小部の厳しい公差でも安定しやすく、 サイクルタイムも短縮しやすい傾向があります。時計、医療機器、電子部品分野で、 小径シャフトや微小ねじ、精密スリーブなどの量産に採用される理由がここにあります。
ご検討中の部品がスイス型CNC旋盤に適しているか、判断に迷いますか?
スイス旋盤チームに相談する